【1月と7月 第4号】水谷フーカさんの連載「Cl」も,4回目をむかえました.今回も黄緑色と黒の2色刷りです.
4人のほのぼのとした日常をずうっと見ていたかったですが、どうやらそうもいかないようです.「Cl」は大きな転機を迎えます.水谷さんのネーム力をあらためて再認識した回になりました.
【1月と7月 第4号】今回の蜂不二子さんの作品「おしりかぜ 〜感染〜」は,もちろん読み切りとしても読めますが,前号に掲載された「おしりかぜ」(無印) を読んでいるとさらに楽しめると思います.
【1月と7月 第4号】すえみつぢっかさんの新連載「廃墟エクスプローラー」が始まります.ファンタジーは相当な力量が必要なジャンルですが,ぢっかさんはオンラインゲーム黎明期からのハードゲーマー,趣味は鎖カタビラの目を描き込むことと
聞いてましたので,連載の構想を伺った時から,きっと良いものができるのではないかと思っておりました. できあがった作品はあまりファンタジーが得意でない読者でも楽しめるよう配慮された作品で,予想していたよりもずっと素晴らしいものでした.
【1月と7月 第4号】トミイマサコさんの絵からは「上手く描いて驚かせてやろう」とか「これでもっと有名になれるはず」とかそういう「てらい」が全く感じられず,赤ちゃんのおむつを替える合間にメモ帳に描いたようなおおらかさがあります.
この「描き過ぎることなく,何歩も手前で手を止める」ということ,言うは易しですが,なかなか出来ることではないと思います.
【1月と7月 第4号】今回の「のばら」さんの作品は,もうすぐ出る (1月と7月から出ます) 単行本「偽作舎 青い鳥」へと繋がる予告編のような役割も持つものにしよう,ということで描いて頂きました.「かつて天才は」というタイトルです.
もちろんそこはのばらさんですのでただの予告編にはならず,単独で十分楽しめる魅力的な話になりました.単行本では今回ちらりと出てきた2人の天才の話がメインとなります.
【1月と7月 第4号】今回の panpanya 氏の作品は「鳩」についての紀行漫画です.取材のための小旅行は非常に楽しいものでして,私は終始「湯豆腐うめえ」とか「大浴場が貸切でゼイタク」とか,そんなことばかり言っていたのですが,
【1月と7月 第5号】今回から,片山若子さんの漫画の掲載がはじまります.片山さんは星新一氏「きまぐれロボット」文庫版の表紙などを手がけるイラストレーター.みなさん一度は書店で絵を目にされたことがあるのではないかと思います.
【1月と7月 第5号】トミイマサコ「書のうなばら」/ ほのぼのほんわかしたお話 (ご本人から受ける印象と全く一緒なのでいつも作品を読むたびトミイさんのことを思い出します) に卓越した絵が合わさった,トミイさんらしさ溢れる短編です.