ストーリーをもう少し詳しくご紹介しますと、怪獣はもう一体ツインテールが出てきまして東京ドームをベッド代わりにツインテールに両手の自由を奪われたウルトラの母がダダに犯されるというところで下描きは終わってます。

制作時期は不明ですが絵柄から判断すると1985年頃と思われます。実はこの時期緒方さんは「うら星やつら」という「うる星やつら」のキャラの一連の企画を立てていたようですのでそれの関連作かもしれません。

もう１枚。

明日のコミケでは久々に結城信輝氏の原画集が出ます。宇宙戦艦ヤマト2199?星巡る方舟」修正原画集　上巻フルカラー160P　予価3000円高い城の男　土曜日 東Ａ29b ということで結城さん関係で「ロードス島」です。90年頃？全8ページ。詳細は不明です。

「ホームズ最大の難問」新鮮なミセス自身の微笑Vol.4（1994年8月8日）の2ページ目、背景を入れる前。緒方さんの作品で宮崎駿監督関連のものはこれ1作のみです。

「ドロシーとしいねちゃん」に関して１枚。

執筆時期から推測すると、95年4月にセーラージュピターを描き終えた後（凶悪的指導第一条第三項）ですが同年8月に2冊（天使の伝説、新鮮なミセス自身の微笑Vol5）11月および12月に各1冊（凶悪的指導第一条第四項、天使の伝説2）とハイペースな制作体制においての未完となりました。

結局、セーラームーン関連で完成に至った漫画はセーラージュピターと、なるちゃんのママの2作という結果になりました。未成という点では他に、セーラームーンの着ぐるみショーの役者さんを扱った作品があります。

未成原稿の一つ、セーラープルートがメインの作品です。セーラームーンの人気が全盛期においてもセーラープルートを扱った作品は比較的少なく、緒方さんの周囲でも本作に関しては完成を望む声が多かったようですが、断片的な数ページしか残されていません。

「DecameroTHEアニメ」 http://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ092278.html … ちなみに尼僧役として、弁天、了子、しのぶ、クラマ、ラン等、院長としてラムが出ています。

計奈恵氏の同人誌「ずっ・キュン・マガジン」（1983年8月）に掲載の「啞の後宮」。古典小説の「デカメロン」をうる星やつらのキャラで描いた作品。尚、本作は後年計奈恵氏が緒方さんへの追悼を込めて制作された同人誌「DecameroTHEアニメ」に再録されています。

前者2作とは別のナディアとジャンの漫画。1991年7月１日。こちらも未成となりました。