できたプレパラートを病理医が診断。病変が良性か、悪性か、転移や取り残しが無いかなど。
診断がつくと手術室に電話をかけ診断結果を伝えます。手術室の執刀医は病理医の診断を元に更に手術を続けます。大丈夫だ閉じよう!とか、もう少し切ろうとか。
手術中に採取された病変部分が病理に運ばれてきます。
(2話の細木先生の登場シーンがそれに当たります)
病理医は診断部分を見極め病変部分を切り、
臨床検査技師(森井)がそれを受け取りプレパラートを作成します
(凍結→薄く切り→染色)
「術中迅速病理診断」病理医の仕事の一つです。4話と2話に描かれています。
手術中に病変部分の診断結果を出すための検査方法です。
手術中に行われるのでとてもスピーディです。
私が取材した時は15分ほどでプレパラートが出来上がりました。
4話での登場シーン。迅速診断のために手術室から来た切除断端を、岸先生が安全キャビネットの中で切って、それを森井技師が受け取り診断用の標本を作っています。
無理やり持ってきますが、次回フラジャイル4話は3話「岸先生、助手が変です!(前編)」の続きとなります。是、非、今月号を読んでから後編をお楽しみいただきたい気持ちでいっぱい。小早川を見守ってあげてくださいませ