【トーンの考え方】
マンガはとにかく「次のフキダシに進ませる」「キャラを目立たせる」が大事だと思います。
トーンを貼る大きな目的は
①フキダシの視線誘導
②キャラの強調
他にも画面を華やかにする・立体的にする・感情を表す…等ありますが、①②を優先すれば読みやすさを確保できるかなと。
【背景・パースでのマンガ演出】
パースは道具です。
1枚目と2枚目、セリフが同じでも印象が変わる。
「どういうマンガを理想とするか?」「どういう雰囲気を作りたいか?」などの目的に応じて使おう。
【背景の練習】
自分が理想とする漫画を模写するのがいちばん感覚つかめると思います。小物や家具まで全部模写してたら大変だし細部に気を取られてしまうので、部屋を箱として捉えたりパースの消失点がどこかとか簡略化して描いてみる。
自分の完成原稿も同じように簡略化して、お手本との差を考える
【背景を使った視線誘導の話】①
漫画の画面って「セリフから次のセリフへスムーズに視線をつなげてもらう」が最重要と思うんですよね(とても難しい)。背景を利用してセリフの誘導ラインが作れるという見本です。
自分で背景を描かない場合でも、素材をコマに入れるときの参考になるかも。