【本日の第3村】
独りになりたい時アタシはあの湖畔に赴く。
行き先を告げなかったからあのバカにすごく怒られた、だから今は「いつものトコ」と置き手紙は残している。
「もー、やっぱりここなんだからアスカ」
気持ちよい風とアンタの言葉でアタシは2人に戻る、なんてぜったい教えてあげない。
【本日の第3村】
「はいレシピ、楽しみねアスカ流の味」
「独りの時飢えないために、よ」
「とか言って、碇君驚かせたいんでしょ」
「アイツの世話になりっ放しはイヤなの」
「その内碇家の味になるのね、ふふ」
「式波はん顔真っ赤」
「サクラ、アンタ鈴原によく似てきたわね」
「一緒にせんといて!」
【本日の第3村 番外編】
碇家ルーティン そのたぶん265くらい
妻を退屈させてはならぬ。
必ずや何かしらの形で夫は仕掛けられるゆえ、覚悟すべし。
【本日の第3村】
「ちゃんと食べればいいのに…」
「ちゃんと食べました」
「そりゃアスカはさ…もぐもぐ」
ひょい
「さっきのお返し、うん、シンジの味がする、もぐ」
「だから!もお!普通に食べればいいの!」
「うっさいわね、食べ終わったらその口塞いでやるんだから「…えええ?!」
【本日の第3村】
「ねえ、アタシが死んだら葬式も葬送曲も派手にね、霊柩車はリムジンで「そんなコト云わないでよ!僕…冗談だってアスカが死ぬなんて…考えたくないよ…」
うん、アタシが悪かった、アンタがどれだけアタシを好きかを知ってるのに。
謝罪として今夜アタシはアンタを抱いて離さない。
【本日の第3村】
「お世話させちゃったわね、でもありがとう2人とも」
「仕方ないわサクラあんなに嬉しそうだったし、それだけ安心されてるってアタシも嬉しかった」
「いつかはセンセと式波みたいな家庭を作りたい言うとったで」
「「まだ夫婦じゃない!!」」
「これや「サクラちゃんの方が先かもね」