【4】
「遠慮する?魔物とはもっと貪欲であるべきさ!」
セイレーンが死神に武器を渡す
死神の武器が二つに!
「なんだって二つの大鎌!」
驚愕するディスクイル
ストロベールは二丁の大鎌を構えた
「“招き鎌”猫型の構えさ』
(続く)
次回 Chapter 233「猫族の魔物達」
【3】
「地球の妖怪!いや本当は違うのでしょうね」
違う?なんの話を?
セイレーンの言動ディスクイルは気にせず魔物達を睨む
「そちらの死神も全力でくるのさ!」
バスターフェレットの表情は険しい
パワースポットのあるエリアに魔物が二人も入り込んできた
地球など侵略する価値などなかろう。
【2】
エサペロが放ったグラン魔法が街を蹂躙する
散乱する瓦礫
コチョレータルが唸り声を出す
「地球のものではないその魔法!これが猫魔王の魔物か!」
「グラン魔法!地球製の魔法とは比べ物にならない!強すぎてな!反動で狙いをつけるの難しいよ!」
エサペロは瓦礫の中心で敵に狙いを定める。
【4】
エサペロは人間など一顧だにしない
「人間は最終戦争で一度滅んだんだろ?もう一度滅んで見たら?」
数万年のあいだ管理局は地球文明に干渉し続ける!
地球人として選ばれたのは妖怪や魔物ではなく人間という種族!
(続く)
次回 Chapter 231「魔王軍の魔物“チェアー”」
【3】
「倒して稼ぐ魔物エサペロ!賞金はいくらさ?」
自身の能力で創ったばかりのハンマーを構えるコチョレータル
エサペロは嘲る
「街の破壊は気分転換でもあるのよね!任務じゃない!」
「だからやっつけんだ悪人討伐!邪悪な精神!」
仕方ねえ、成り行きだが俺一人で倒すしかない!魔物を!
【2】
なぜ魔物や妖怪が歴史の表舞台に現れることがなかったのか
エサペロは知っている
「人間は最終戦争で絶滅仕損なったね!残念な歴史!」
エサペロは魔法で街を破壊しまくる
賞金稼ぎコチョレータルが立ち向かう
「そうやって街を破壊しても無意味!人間を敵に回すだけさ!」
【2】
かつて人間どもが使っていたこの騎獣、そして今は魔王軍が使う!
テラーキャットは手懐けた騎獣から猫酒を受け取る
「ふふん!お前が魔物とは思えんのだよ!」
ゾンビヨコがテラーキャットの前に躍り出る
ヌンカチャーナは冷静に見守った
「魔王軍は宇宙から来た、だから本当は宇宙生物よ」