装甲兵SDR2
ゴルゴVSパワードスーツ、B級(ry
ガトリング、ライフル、ワイヤーガン、火炎放射機を装備
地雷をものともせず、人を容易に破壊するパワーのSDR2
出る作品を間違えてるとしか思えないが、ここまでやってくれるとむしろ心地よい
やられ役で用意された世界各地のテロリストのおまけ付きだ!
世紀末ハリウッド
何者かに命を狙われる香港映画スター
彼の命を狙う者の抹殺という体でボディーガードを依頼される回
映画さながらのアクション、同時にアメリカの映画産業の裏側も垣間見える
クライマックスは華僑のビルでの熾烈な防御戦
いつもは攻める側のゴルゴが守る側に回っているのが面白い
システム・ダウン
保険会社の調査員がゴルゴに仕事をさせない為に彼の依頼の連絡網の破壊を行おうとする
正攻法で挑むのではなく、依頼を妨害するために連絡ルートの妨害という発想が見事
同時にゴルゴの様々な依頼方法が明らかになり世界観を深めている
ゴルゴに敗れ、今際の際で枯葉剤作戦の幻覚を見て叫びながら死ぬダンの姿は
戦争の残酷さと狂気をこれでもかと見せつけてくる
今文章うってて「彼は」と変換したいのに「枯葉」と出力されやがった
マイPCよ…お前までダンを傷付けるのか…
兵士は森に眠る
ベトナム戦争に従軍したダンは枯葉剤作戦の後遺症で余命僅か…
彼は米国防総省からゴルゴ抹殺の任を受けるが
もうダンがかわいそうで仕方ない、国の為に戦争に行ったらその国に体を壊されるし
帰ってきても嫁は不倫してるし、娘のためにゴルゴに戦えと言われるし、しかもその裏では…
テレパス
ゴルゴVSエスパー、出ましたB級映画みたいなトンデモ対決シリーズ
ゴルゴの狙撃失敗シーンが描かれたことでも有名な話
後「ペニス、ペニス、ペニス!!」も無駄に印象に残ります
こんな人いるかよ、と思ってたけどツイッターにはいるから困る
2万5千年の荒野
1時期話題になった原発の原子炉崩壊の危機が訪れる回
炉心溶融を阻止するために決死の覚悟で飛び込む作業員たちの姿は息を呑む
放射能水に晒され死を覚悟した技師のバリーに煙草を咥えさせ火を付けるゴルゴ
命を懸けた男への敬意を言葉ではなく行動で示すゴルゴがにくい
ミッドナイト・エンジェル
ゴルゴと娼婦マリーを軸に描く非常にめずらしいコメディタッチの回
とにかくマリーがかわいらしい!その明け透けなキャラクターにはゴルゴも苦笑
マリーはゴルゴに本気になってしまうが、住む世界が違い過ぎる
二人は再会することなく物語は終わる、でも読後感は実に爽やか
死者の唄(シギリジャ)
全編に渡って登場するフラメンコの歌詞が印象的で
音の出ない劇画でありながら音楽が物語を見事に彩っている
でも申し訳ないがギター弾きになってるゴルゴは面白すぎるのでNG
本作は読者が選んだBEST13 of ゴルゴ13で見事第1位に選ばれているんだけど
ゴルゴの様々な活躍を描いた1冊の最後をこの台詞が締めくくってくれる
偶然なのかファンが狙ったのか、いずれにしてもできすぎじゃないかと言わんばかりにはまっている
日本人・東研作
ゴルゴのルーツに迫るシリーズの第1作目であり
後に何度も登場するマンディ・ワシントン初登場作品
少しづつ明らかになっていく東研作の過去とそれを狙う人物の影
サスペンス的な演出が珠玉の一品