『るろうに剣心』人誅篇の後半、剣心不在パートでの斎藤と蒼紫の遣り取り、なんかいいですよね。お互いなんだかんだ一目置いている感。
#新九郎奔る
伊勢貞辰は後に新九郎の嫡男氏綱に仕えることになる。貞辰の子、貞孝は畿内戦国史が好きな人にとっては身近な存在のはず。義輝期に政所執事を務めた。
#らんまアニメ
原作は右から左へ時間を流すために九能となびきの位置関係を逆転させる必要があり、視点を変えている。だが、アニメではそんな必要ないため「なびきが右、九能が左」という位置関係のまま進めている。
当たり前のことだが原作をちゃんと理解してアニメを作っていることが分かる。
#らんまアニメ
原作は漫画なので「九能が誤字してからなびきが書いてツッコミ」みたいなテンポの悪さは発生しない。同じコマの中で右から左に一瞬で展開する。
今回のアニメは漫画の読み味をそのまま再現するために細かいチューニングをしている。偉い。
#新九郎奔る
登場人物が多くて一見分かりにくいのだが、親子をそっくりに描いてくれるので顔だけ見ればどこの家の人かわかるのである。
例 1枚目 伊勢貞藤、2枚目 貞藤の息子 貞職
このコマをそのままアニメ化して10秒使おうってセンス、ひどすぎる。しかも「こいつの武器は小太刀だったはず」って無駄にセリフを足して更に長くしている。
『るろうに剣心』には、切り結ぶ刹那のセリフがしばしばあるわけですけど、漫画と同じように見せたらダレるに決まってるでしょ。
で、「長刀かと思ったら違った」からは一瞬であるべきなの。切るシーンではなく切ったシーンが次に来るべきなの。それが速さの表現になるし、メリハリでもある。
泰三子『だんドーン』
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「名作だ。名作すぎる」という気持ちと「俺は何を読まされているんだ」という気持ちの間で反復横跳びを強いられる。