#新九郎奔る vol.21
笠原弥八郎が普段ののんびりした様子のまま「首を獲る」っていうの、めちゃくちゃ怖くていい。飯食ってるだけの男ではないのだ。
姉に思考を完全に読まれ、やり込められた経緯があるにも関わらず、赤松殿の裏で糸を引いてるのが姉・洞松院だと全然気づいてない細川政元。そういうとこだぞ。
#新九郎奔る
#新九郎奔る
葛山は、堀越公方に挑む無位無官の男にオールインする危ない投資をしているわけですが、結果的には関東に覇を唱える後北条氏と駿遠三の太守今川氏の係累になるわけですから大きなリターンを得られた形になります。
#新九郎奔る 百四十二話
荒木彦次郎、一介の武芸者かと思えば案外人や場を見ている。戦国時代には、馬廻りの武勇の士が主に近侍して判断力を養い、後に一軍の将や奉行として活躍する例がいくつもあるが、荒木彦次郎もそういう例かもしれない。
#新九郎奔る
たまに出てくる伊勢弾正忠貞固は新九郎の従兄とされてるから、盛富の子で他家の養子に入った人なのかな。