第四幕
剣心の出番が少ない分、薫の技量と人の師としての覚悟、若年ながら世慣れている弥彦の洞察力と矜持がしっかり描かれていて、なかなか良い回。
第三幕
西南戦争で父親を失った活人剣の道場主 神谷薫に続いて、没落士族の少年 弥彦の登場。この辺り、本当にテンポ良く明治維新の闇を出してくるのである。剣心が弥彦の尊厳に寄り添う姿勢なのも良い。
第二幕
文明開化の明治にあって権力も持たず、剣一つで何が出来るのか、という山県の問いへの答え。『るろうに剣心』の連載開始は1994年と今から30年近く前なんだけど、すごく今っぽい主張にも感じる。
第一幕
緋村剣心と神谷薫の関係を考える上で、薫が活人剣の剣士であるということはもちろん重要なんだけれど、この「誰にだって語りたくない過去がある」という薫の何気ない言葉が、過去に追われてどこにも居場所がなかった剣心を救ったんだろうなと思わされる。
第一幕
「流浪人」「逆刃刀」という造語をさも存在するかのようにさらっと出したかと思えば、幕末の殺人剣 飛天御剣流と明治の活人剣 神谷活心流、生き延びた剣心と死んだ薫の父を丁寧に説明して対比させる。上手いなぁ。
内心では負けを認めているけれど見栄があるからそれを悟らせないよう振る舞っている、みたいな感じがしちゃうんだよ三浦義村は。つまり、魚沼宇水。
#鎌倉殿の13人
アニメ放映中の杖回ですが、三人組の生きるペースの違いが出てるんですよね。杖を振って出たケーキをためらいなく食べるウサギ、ウサギに許可を取ってから振るハチワレ、それをぼんやり見てる悪く言えばトロいちいかわ。
#ちいかわ
2022年を振り返る1月
・正月に実家で妻子持ちの弟と会って「こういう風にちゃんとした方がいいのかなー」みたいな気持ちが湧くかと思ったけど、全然そんなことなかった。
・西新井大師でおみくじを引く。凶。
・鎌倉殿の13人にドハマり。
・気分転換に都内で外泊しようとしたら間違えて浦安のツイン。
コミケが近付くとよく見かけるコブラの同人作家コラですが、元ネタは一人で戦おうとするコブラに仲間たちが助太刀する激アツなシーンなんです。