ワンピース、このタイミングでこれまで散々勿体つけてきた作中最強格の男達にこれでもかという人間味をモリモリ載せてきてて、キャラクターの魅力を引き出す過程の模範みたいになってるな。シャンクスもベックマンもミホークも読者の解釈を全て浚った上で公式が"もっと上"を提示してくるのヤバすぎる。
アルクェイド。自分が人生で最初に触れた型月作品が「真月譚 月姫」だったんですよ。高校の時ですか。ちょっと感慨深いですね。彼女のこの台詞が今でも自分の核にはあって、たぶん一番影響を受けた作家を聞かれたら「奈須きのこ」って答えると思う。
「男と女の罪と嘘〜Only Love Hurts〜」読了。まさかあのキラーフレーズの数々がこんな形で映像化する日が来るとは。とにかく村生ミオ作画という人選も、選曲も、コンビニコミックという流通形態も、いちいち「面影」なんだよな。ニクいね。
ドラマ「銀と金」において放映開始当初から自分が一番気になっているのはマキタスポーツ演じる警視庁OB、安田巌による作中屈指の名台詞「I NEED YOU」の有無とその発音なんですが、このまま首尾良くいけば来週辺りに飛び出しそうで非常にそわそわしている。
「年下ルームメイト(仮)」
音楽繋がりの友人であるアメヤキリカさんの作品。アパートで年上OLと同棲する無職というシチュエーションはもはや俺のために描かれたものとしか思えず、読後東京の方角に向かって三度礼拝した。俺もあの時OLと同棲してたら今頃は立派な社会人になっていたことだろう。
「スローモーションをもう一度」
とにかく選曲がニクい。ヒロインと自室で二人きりのシチュエーションで、ラジカセから流れてくるのが「スローなブギにしてくれ」とかボ性過ぎでは。自作のカセットを渡すシーン、いつかボ性連コンピで再現したいですね。好事家を殺すラブストーリー、待望の第2巻。