盗みに入った先で死体と遭遇して善後策を熟考するアルセーヌ・ルパン
#漫画 https://t.co/cegf4anxl7
『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』813 編、ネームちら出し。
ウェベール副部長ついに登場。
知る人ぞ知る、ルパンシリーズ後半戦の警察当局のやられキャラ。
江戸川乱歩の『黄金仮面』でもアルセーヌ・ルパンを追って日本にやってくる、案外重要なキャラです!
#アバンチュリエ813
ガルシュのビルヌーブ公園なんてせいぜい「地元の大きい公園」ってくらいで、海外からの観光者がわざわざ寄るところじゃなくて、中で会ったご婦人も「この先のベルサイユには行った?ベルサイユに行きなさい」と心配してくれたけど、『813』的にはケッセルバッハ夫人の住まう場所で最重要地点の一つな… https://t.co/TF1Y9rGgxs
特に『813』の方はこの「第一次大戦前夜」である事が極めて直接的に重要なので時代状況を是非入れたかったのだが、こちらはうまく第一話のラストに入れる事ができた。
代わりに『奇巌城』では大詰めで、ほんの少しこういう当時のヨーロッパの「第一次大戦前夜」の状況(三国協商・三国同盟)を図解入りで一コマ加えてます。
『金髪婦人』の時みたいに『奇巌城』のオープニングでその間の歴史イベント解説入れる事も考えたけど…
やはり『奇巌城』のオープニングは月明かりの中の白バラのように美しい少女(南版w)レイモンドのネグリジェから入らないといけないでしょう!野暮でしょう!
って事で入れるのを断念したのでしたw
1905年あたりで、ロシアの血の日曜日事件とか、それこそ日露戦争とか是非入れたかったのだけど。
ルパン初期作順番通りに描くと事件年表的にちょうどこの時期時間が空いてて(後の『告白』や『水晶の栓』はこの辺りかも)、奇巌城になると1907年なんですよね。なので残念ながら描く機会なかったのにゃ
『怪盗ルパン伝アバンチュリエ』で、ヨーロッパの歴史知識を現代日本人向けに当時の日本とも絡めつつちょくちょくオリジナルシーン足してる件。
初期の『謎の旅行者』や『ハートの7』、『金髪婦人』の頃は良い感じでこういう風に挟む余裕もあったんだけど。