同時に不安と鬱憤が溜まっている状況でもあり「羽川の探究心の危うさ」「死地に巻き込む危険性」「彼女が自分に執着する理由が怪異の特性(惹く)によるものという疑念」が交錯し、癇癪にも似た感情を露わにする。特別な存在を冀望する羽川と、人間でありたいと願う暦との間で軋轢が生じた。#monogatari
死を覚悟し図らずも吸血鬼になってしまい、死線に臨む危機的状況の中、羽川と邂逅した事で、暦自身も無自覚に柔らかい笑顔を覗かせた。情動二要因論に起因した人間強度の下がり具合が垣間見える。化物として利用される未来に"自分を対等に見てくれる存在"という一筋の光が差したのだ。#monogatari
四葉が幼い頃の風太郎の笑い方に影響されて「ししし笑い」になったように風太郎自身も過去の"零奈"でなく、現在の"四葉"に影響されて変わる事が出来た。自分が無意味で必要ない人間だと感じてきた二人がお互いに支え支えられて過去から踏み出す事ができた結果だと言えます。#五等分の花嫁
#五等分の花嫁 114話
21話、90話と対になっている
四葉の風太郎への告白シーン。
あの時には伝えられなかった想いが、
何度も「嫌い」だと思い込む事で
遠ざけてきた感情が今、溢れる──。
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副音声キスちゃんの「ギロチンカッターの方がうぬを理解できん」という杞憂が的中し、短々篇で人間ではない存在だと判明した彼すら話が噛み(神)合わず、発狂させてしまう&暦の未来さえも予見する空白にして純白にして潔白の委員長。劇場版で割愛されたハンター達の会話がかなり多いです。#monogatari
暦の気持ちが分かるのは、茶化してはいたが、うつくし姫として生きた人間時代からスーサイドマスターとの一件で吸血鬼になった経緯があるからだろう。頭を撫でる=服従の証 はキスショット自身が決めたルールとはいえ、後にヘルメットを被って拒絶する事になるとはこの時は知る由もない。#monogatari
ここで気付くべきは目の前で起こった「吸血鬼のような非現実的な力」「吸血鬼には影がない」それを謝罪の一瞬で見分けている羽川。普通の女の子でありたい彼女にとって、人より上位の種族は彼女が特別でないという安堵に包まれる為の存在。だが目の前のソレは彼女を特別だと判断したのだ。 #monogatari
桔梗の「やっと、ただの女になれた…」は序盤のこのシーンの回収でもあるんですよね。妖怪につけ込まれない為に誰にも弱さを見せず、迷わず、人間であってはならないと生きてきた彼女が犬夜叉にだけ最期に見せた人間としての表情。
#全るーみっく
撫子の髪が漫画ではトーン無し(白)で描き分けが気になっていましたが、見事に畏怖と端麗を兼ね備えた妖美な瞳のロリショット。瞳孔径を変化させるポイントが秀逸。そして後半、羽川と吸血鬼ハンターが接触するオリ展開に突入。奪った四肢も各自異なっているが果たしてどう影響していくのか #monogatari
この本気の命乞いが締めで一転する所が傷物語の大きな見所。坂本真綾氏が言うように、今この瞬間の"永遠の少女性"を何百歳と生きているキスショットも持ち合わせていて、死に直面した時の向き合い方、自らを犠牲に自分を救おうとする目の前の人間に対する気持ちもまた乙女のままと言える。 #monogatari
登場人物の千歌と小夜子が、少し古手梨花と暁美ほむらっぽくて二人の絡みは琴線に触れるのです!やべーのです!この歪んだ愛と友情の狭間で揺れ動く、儚くも切ない関係を見ているだけで動悸が…
#サタノファニ メデューサ症候群(普通の女の子が突然殺人鬼に変貌する)に罹患した少女達の物語。現代版ひぐらしとも言える謎と陰謀とエロスが渦巻く先の読めないサイコサスペンス。脳科学としても興味深く、たまに出てくるシュールなギャグは『エデンの檻』作者ならではの強烈なインパクトがあります。