情報の出し方には注意した。
序盤、中盤の会話で安易に情報を明かすと その情報は「設定」として消化される(by担当)。
その指摘を元に、終盤で「驚き」と共に情報を提示できるようにした。
テールリングとか、何で主人公を選んだか とか。
(「父親と姿が被ったから」という理由は、友人の発案)
中盤のシーン、最初はただ主人公とヒロインが会話で情報交換してるだけだったが「ダレてる」と言われたので、カーチェイスにした。
いくらコミカルにしたり工夫しても、"会話"が3ページ以上続くと読者は退屈になるのかなぁ。
会話より"行動"、"展開"で見せるのが良いと学んだ。
今作で良かった点は、自分の悪い癖「説明過多」「説明口調」から脱却できたこと。
世界観説明は最低限に抑え、セリフは「読者に伝わるか」より「さりげなさ、そいつらしさ」を意識した。
伝わるか心配な気持ちは堪え、「説明ゼリフを入れるくらいなら 説明しないほうがマシ」と割り切った。
1位だった『託児城のオルベイル』は終始「ほのぼのコメディ」で統一されていた。
その点で読切としての完成度に差が出たかも。
ギャグ数は「1ページ1ギャグ」を意識したが、コメディにしては少ないし、ギャグが無いページも。
託児城は1ページで3ギャグくらいあり、そこもコメディとして差がある
そこでこの作品の売りとして意識したのは、「バカ×エロ×バトル」。ドラマは弱くなるが、IQの低い、笑えて熱いおバカ漫画になるように方向転換した。
それでコンペには通ったのだろうが、逆にそれが票が伸び悩んだ原因でもあるかも。
ギャグ、エロ、バトル・ドラマで、魅力が分散した。
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バトル漫画の皮を被ったコメディです。
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初の表紙掲載、初のカラーページ、ドキドキです。
それと今回、がぶと(@GavucChi )とまひろん(@Rikitaro1122 )が原稿手伝ってくれました!
アシスタント経験豊富な2人で、めちゃくちゃ頼もしかった🙇♂️
もう一生足向けて寝れませんわ。