三浦健太郎君のご冥福を祈ります。 あまり知られていませんが彼は少年マガジンでデビューなのです。 写真は僕が19の頃の連載で18才の彼が描いてくれた学校です。 寒気がするほどの才能の塊でした。 お互いこの歳まで作家でいられてよかった、と思っていました。 急な知らせでショックです。

『だからお前はアホなのだ』 「バカなのだ」ではなく「アホなのだ」。 この響き、このセンス。 以前の自分にはなかった。 「バカ」だと冷たく突き離す感じがするが「アホ」だとなんとなく柔らかくなる。 そうかだから弟子にはこの言葉なのかとあるアニメを観て気がついた。 まっこと勉強になりました。

【発掘その③】 これは高校一年の時。 中学卒業時に講談社に持ち込んでいたので、すでに投稿後の連載。 通学してた高校がバイク禁止で免許を取り上げられたので悔しくて妄想を連載し始めた。 少年マガジンではしげの秀一さんや楠みちはるさんが連載を開始した頃でモロに影響をうけている。

今日は週刊少年マガジンの発売日。 一歩が久し振りにグローブつけてる気がします。 たくさん線引きました。 雑誌の週刊少年マガジン、もしくはマガポケにてのぞいてやって下さい。

[マガポケの宣伝] グニャ絵の件、反応してくださる方が多いので捕捉です。 最初の頃はスクショのように描いていたのですが、なんか違うなあと思いたどり着いた実験結果です。コピー機の上に原画を置き手を添え、ういーんと動く間にデンプシーロールです。当然何枚も実験します。 (下に続く)

曽田正人先生との対談終わりました。 曽田君が僕を持ち上げすぎるからうまく話せませんでした。 約30年振りだったから聞きたいこと山ほどあったのにー。 写真は30年以上前に彼がウチに来て手伝ってくれたコマの一部です。 はっきり覚えています。 大先生の片鱗が垣間見えますよね。

『猫の日』。

この漫画は小学生三年〜中学生までの長期連載でサッカー部編は巻頭カラーだった。 当時これほどの長期連載は「ドカベン」か「おれは虫だぜ」しかなかったがドカベンほどの支持は得られなかった。 忘れていたのか忘れたかったのか、このシリーズにはボクシング部編もある。 記憶になかった…。

何枚も実験して使えそうなものをピックアップします。 文字の場合は自分で単行本をコピーして拡大拡大して歪ませました。その結果雑な感じに見えるのがまたいいな、と思いました。

90年代、日本漫画古代(いにしえ)の技法

③30年以上ボクシング描いてきてこの程度か、と落胆しながらペンを入れ続けます。 もっと上手にできたらいいのにといつも思います。 はっ、ネガティブなのはいかん。 このページだけでもう何本も線を引いています。 心が折れそうになりますが「頑張れ」と言い聞かせながら手を動かします。