「小うるさい自殺者」より、ブラック・ジャックに少年の安楽死を依頼され、驚くキリコが可愛い。この話は地味にキリコの安楽死への段取り……やたらめったら殺している訳ではない、というのが、わかる話としても貴重。
「ふたりの黒い医者」が、あまりにもキメキメだったんで、キリコは「BJと対をなすライバル」イメージが強くなったけど、本来はお話を面白くするお邪魔キャラだよね。僕は「死への一時間」とか「子うるさい自殺者」が好きなんだけど、この辺はキリコの普段のイメージを崩してこその面白さな気がする。
ドクター・キリコって単行本だと「ふたりの黒い医者」が初登場みたいになってるけど、連載では「恐怖菌」(この話自体が大きく改変されている)が初登場で、BJとはこの時が初対面だったんだよね。しかし「ふたりの〜」が、あまりにも傑作だったんで、キリコのイメージは、かなりこの話で固まったと思う
ドラマ版の「VRおじさんの初恋」は、原作ではキャラクターにプレッシャーをかける「行間」だった、ホナミの余命と、娘との不仲を、終盤ガッツリ扱うのがいいな。
ドラマ版「VRおじさんの初恋」。VR空間で恋した美少女ホナミの正体が、現実世界では初老のオジサンと知ったナオキは、原作では割とスムーズに受け入れていたが、実写ドラマ版だと、やはり受け入れる事に葛藤があるのね。この辺は、テレビ向けの改変か。
#みょーちゃん先生はかく語りき 5巻。年末年始、バレンタインと行事イベントをこなしつつ、ヒドいオチが多い(笑)。あと、みょーちゃん先生に意外にもお芝居の才能があった事がわかる。とにかく頼りたい時は頼りにならなくて、どうでもいい時に才能を発揮するのだ。みょーちゃん先生は。そこがいいw
今さら #みょーちゃん先生はかく語りき にハマった。試しに一巻買うつもりが全巻カートに入れてたけど結果オーライ。いいね、猥談寸止めエロス。つか会話も、そんな直接的にはエロくないのが逆に良い。スケベからSEXに至る間に抜け落ちる物がここにある。エロに厳しい生徒を絡ませるとギャグになるしな