【新刊告知】
マエリベリー・ハーンが死んだ。
そう告げられて一年が経つ。
宇佐見蓮子はその実感のないまま彼女の一周忌を迎えた。
彼女のいない世界に彼女の影を見ては幻影がすり抜けていく日々のはて、蓮子は夢か現かもわからぬままに銀河鉄道に流れ着く――。
「イーハトーヴォ・デイブレイク」
蓮子がいつものように遅刻をしたその日、マエリベリー・ハーンは来なかった。幾日も姿を見せない彼女の代わりに、宇佐見蓮子の撮る全ての写真にマエリベリー・ハーンの姿があった。困惑、動揺、苛立ち。波立つ感情の先に、彼女の拾い上げた言葉は。びろうど廻廊京都新刊「かみさまなんかじゃなかった」
【例大祭22新刊予告】
宇佐見蓮子(81歳)は集大成となる最後の論文に取り組んでいた。最後のピースを求め一縷の望みを賭けて、没交渉となっていたメリーに連絡を試みる。
少女でないと秘封倶楽部ではないのか?その臨界点を探るびろうど廻廊新刊「老女秘封倶楽部~ああこの世界はこんなにも」(仮題)
【新刊告知】私達の生きる世界で、正気と狂気を分かつものは何か。不調を訴えるマエリベリー・ハーンのもとへ向かう宇佐見蓮子は思索する。彼女の謎掛けに、ダイアローグを飛び越えるもの。科学世紀を生きる彼女らの"病"に纏わる掌編。びろうど廻廊静岡例大祭新刊「感染性ミュームテーション」
【例大祭15告知】毎晩メリーの死ぬ夢を見て魘される蓮子。その夢は現実を侵食しはじめ、境界は揺らぐ。「私が私である限りの永遠の中で」
32P/A5で500円予定。せ38bびろうど廻廊でお待ちしております!
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【新刊告知】七夕の日から2週間後、蓮子とメリーは再開する。無事を喜ぶ蓮子とは裏腹にメリーは物言いたげな表情で苛立ちを隠しきれない。宇佐見蓮子の論文は二人の間に存在するものを決定的に変えてしまったのか? びろうど廻廊新刊『そのはてに眩む』 #京都秘封 #京都合同 #科学世紀のカフェテラス