「過去の輝きを求める大人たち」「世間に見捨てられた子供たち」「人生はつらいから死と狂をもって人々を救おうとする医師たち」ときて、新章で「世界に夢を与えつつ耐えがたい怒りと恨みを抱えた芸能人」を敵として出してくる『忍者と極道』、本当に血を流しながら描いている。
それはそうと、このマンガがひどい10周年×漫画ローレンス35周年企画「劇画狼セレクション」の中で4番目に好きなコマはこれです。
少年画報社の漫画が全巻無料ということは…………『ドンケツ』も無料じゃん!!
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これ「背中側から描いてる」のが面白くて、たとえば映像作品でやるとしたら正面から撮ることになる。ゆるゆると講堂をカメラが上昇しつつ会話を拾い上げて一番上の偉い人で止まる、という流れになる。それを後ろからやることで、一番大きくひとりだけ顔がはっきり見えてる偉い人が際立つ。
Q.『いんへるの』って何ですか?
A.エッセイ漫画家・カラスヤサトシによる短編ホラー集。主に少し昔の日本を舞台に、怪異/人の心、ふたつの恐怖を混ぜ合わせた完全なる珠玉の地獄。35話ほどが未単行本化だったものの、「完本」が出ることになり、俺、驚喜。
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