矢吹くんが求めていることは「勝敗や身体の心配などを気にせず、自分が満足するまで戦い抜くこと」と至ってシンプル。
ジョーのことを心配してではあっても、戦うことより体調を第一に考える人(紀ちゃんや段平)はジョーにとって真の理解者ではないのですよね。
はじめて読んだときから40年以上、年に一回は読み返す「エースをねらえ!」原作本。
土日にまた読み返しました。
子供の頃は宗方コーチの葬式で泣きじゃくるひろみとかストレートに悲しいシーンで泣いていたのですが、今読んで一番泣くのはオーストリア遠征編で仁の背中を見つめるひろみのシーン。
アダルト版は18禁にするほどエロくはないのですが、アダルト版特有の描写として「性技に長けている」感があり、麗夢の実年齢不詳のムード作りに一役かっていました。
松井菜桜子さんもキャピキャピ気味に演じられていますが、声質がクールなので少女か大人かわからないイメージが増していて良いのです