もう1作は『微熱のような』。この得体の知れない女友だちから離れねば、と思いながら深みにはまっていく女子大学生を描いた中編。これはラブストーリー?ガールズラブ?なんと呼べはいいのだろう。「自分で自分がわからなくなってしまったのはこの人のせいだ」危険な出会いの物語。2作とも夜が長い。
旧作 ’15年『アイム・ノット・ヒア』
『フィール・ヤング』で描いた5編をまとめた短編集。性的虐待を受けた人の、自分を守る行為として「解離」がある。意識だけでもその場を離れようとする。表題作はその実例をもとに創作。『グッバイ・マイ・ライフ』はレイプで妊娠した子を育てる元大学生の話。
ビームコミックスの1巻完結作品
『ナイト・ワーカー』
『アイム・ノット・ヒア』
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『アイム・ノット・ヒア』表題作
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『アイム・ノット・ヒア』(1/10)