なるほど、この頃から使われてますか。漫画の方では、貝塚先生た本宮先生とか、昔の少年漫画系でよくみかけていたのが、より劇画系、写実系になってゆく過程で消滅していた懐かしい描き方…という認識でした。
大戦中の名機を集めたエアレースがアメリカで開催。主人公ダムダム五郎の父親は大戦中の零戦パイロットで終戦まぎわに愛機を森へ隠し、平和な時代になったら思いっきり飛ばせてやろう…という夢を、息子に託してエアレースに参加させる。ちなみに時代は現代(70年代後半)である。
スポ根ブーム時代なので主人公も必殺技をもっている。その名も「ダムダム回転」。垂直降下中にスロットル全開、つぎに「カジをフルに動かす」(本文ママ)と、機体がグルングルン回転しつつ上昇に転じるという……原理のよくわからない超機動だ。
仰る通りで、おそらく失速を利用した機動で敵を振り切り、揚力を取り戻すために垂直降下してリカバリー…ということだと思うのですが、作者さんがイマイチ状態として掴めていないために謎の大回転になっちゃうだろうなあと(^^;)