二乃が可愛い、いい子と言われるたびに睡眠薬ネタでイジられるのはこの先も続くんだろうな。素晴らしい人格者と言われるたびにこのネタ持ち出されるこの人みたいに。
自分個人が四葉エンドになったのが気に食わないだけなのに、推しの幸せを思ったら許せない、推しのファンとして正当な怒りだ、とデカくした主語の影に隠れて好き放題言ってる人を見ると剣心のコレを思い出す。推しの(見せてもいない)怒りの代弁者を気取って、推しを怨念にしてるみたい。
ごとよめの連載中、どれだけ上質の2次創作を目にしようとも、どれだけ頑張ってSSを書こうとも、公式ではないことがずっと頭にあった。どんなに雑な過程だろうと賛否両論だろうと、「公式カプ」の肩書きこそがイチバン欲しいものだと思った時、餓狼伝の引木さんのこのシーンが脳裏を過った。
これ漢として認めてるハドラーに認められたのが嬉しいだけじゃなくて、肉体の強さとかでなく「魂」を褒められたのがミストバーン的にかなり嬉しかったんじゃないかなと思う。
これ改めて絶妙な表情してるね。
1コマ目が「え…っ、ダメだよそんなの、困っちゃうよ」からの3コマ目が「でも成幸君の方から告白してくるなら仕方ないよね、うん、仕方ないよ」という変化が滲み出てる。
マガジン連載だったら、ここから成幸君が一夜の過ちをおかして、その後に桐須先生となんやかんやあって付き合うようになってから、美春さんの妊娠が発覚するという展開になってたけど、良い子の少年ジャンプだったからそんなことは起きなかった。