この日の甘利は、人前だから表面上笑顔でいられるだけで
本当は耕介がいないだけで涙が止まらなくなってしまうほど心がめちゃくちゃなんですよ
もしもこのまま結ばれていたら、精神的な支えの大部分をこれからも耕介に頼り続けていたのかもね
耕介が一生愛するに値する甘利じゃなかったかもしれない
耕介は自分に責任が取れないことは絶対に言わない男です
この瞬間は確かに甘利と一緒に旭川に行こうとしてたんですね
でもこの日、日曜日なんですよ
電車で昼出発で旭川に行ったら、その日に帰ってこれないんですね
月曜日は学校休むってこと
昨日会ったばかりの甘利のために、本当にそれでいいのかな
どっちも普通に甘利のこと心配してるだけなんだけど、甘利はけっこう額面通りに言葉を受け取ってしまう子なので、前者はちょっと傷つくんですよ
甘利が「浴衣似合わない」って言ってたのはそれです 島のビアガで甘利が浴衣着たから大変なことになって夏生が止めたっていう経緯がありました
ラストに直結する分岐で、一番大きかったのはここだと思います 作者分析
無理矢理でも家族に連絡させてたら、二人に許された残り時間がはっきりわかって、もう少し違ったのかも
でも耕介は甘利のささやかな現実逃避を守ってくれたし、よく知らないのに相手の事情を土足で踏み荒らしたりしないよね
この子は吉岡まつりちゃんです
大学からは髪短くなって毎日のようにゆずあまに振り回されます🤤
なぜか元々の髪型よりこっち先にまんがに描いちゃったわ