耕介ってな、ほんとに
自分がどんなに甘利を救ったのか全然自覚ないんですよ
こんな大切な日に隣にいるのがオレなんかでごめんってずっと思ってるんだよな
たまたま傍にいたのが自分だったんだってずっと思ってそうだよ(´;ω;`)
その上でなぜ耕介が高校2年生と推測したかというと、推測できるようにはしてあります
・3話の会話→甘利とみおなは同級生
・家から出たのは2年前で、前回は高校の入学式だった
・みおなの兄すぐるはまもなく島を出る 話の流れから高校卒業のタイミングであるらしい
以上の会話からの推測です
船でのこれは、甘利にかけたジャケットの袖を寄せただけで抱きしめているわけではないです
この状態でもまだハグを避けるのは、耕介の中で「彼女と別れた」判定になっていないからです
あと数秒、圏外になるのが遅かったら
甘利のこと抱きしめてたかもしれないし
この旅の結末も違ったのかもしれない
この頭ポンも
甘利だからっていうのはもちろんあるんですけど、それだけじゃなくて
耕介は女の子に何されても抵抗しないです
それこそ、本当に何されても
相手を傷つけるくらいなら自分が我慢する そういうやつです
そもそも、女性に触られたくなくて無意識に腕組む癖がつくほど嫌なら、なんで抵抗しないのって話なんですけど
今ならわかってもらえますか
耕介が女性相手に抵抗したら絶対にケガさせるからです
本当に嫌なときは力加減を間違えてしまいやすいから、全部我慢することにしたんですよ(´;ω;`)
定期なんですが
甘利は人に心配をかけるようなマイナスなことを言いません
みおなは紛うことなき不登校だけど「学校では会えなかった」という表現に留めていますね
甘利の言う「家族の反対押し切って」は、実際には「大喧嘩の末、実家と絶縁」でしたよね
耕介もうまくいかなくて悩んでた時期があるんですよね
このへんのことですけど
一人で解決できなくて行き詰まって、まわりの大人に引き上げてもらった経験があるんですよ
もちろん頼れない大人もたくさんいるけど、ここまで甘利と過ごしてきて、甘利の保護者が頼れる大人だってよくわかったからね
どっちも普通に甘利のこと心配してるだけなんだけど、甘利はけっこう額面通りに言葉を受け取ってしまう子なので、前者はちょっと傷つくんですよ
甘利が「浴衣似合わない」って言ってたのはそれです 島のビアガで甘利が浴衣着たから大変なことになって夏生が止めたっていう経緯がありました
ラストに直結する分岐で、一番大きかったのはここだと思います 作者分析
無理矢理でも家族に連絡させてたら、二人に許された残り時間がはっきりわかって、もう少し違ったのかも
でも耕介は甘利のささやかな現実逃避を守ってくれたし、よく知らないのに相手の事情を土足で踏み荒らしたりしないよね
甘利に出会って人生最大ハイテンションの耕介しか見せてないので全然説得力ないと思うんですけど🤤
普段の耕介は笑わないし必要最低限しか喋らないし基本いつも腕組みで目が死んでますね
2話の冒頭は彼女に特別冷たいわけじゃなくて、普段の耕介はこうだよっていうやつです🤤