人々が景気良く爆死する漫画…確かにそれは間違いではない…しかし、それはあくまでこの作品の一側面でしか無いのだ…!ラブデスターの本質は"人間賛歌の物語"…!
姐切さんによる強化クエストによって皇城ジウという英霊は完成へと至る。新撰組の隊長を担った剣術、将来ノーベル賞を取る事も可能な頭脳、そして愛を知ったその心…。今ここに最強の味方が誕生したのだ…!
甲子園第100回の記念大会で延長13回逆転満塁ホームランとかいう漫画みたいな決着を迎えた事例が生まれた以上、世のドラマチック野球漫画を馬鹿にできなくなったし魔球が蔓延る甲子園もいつか訪れるのかもしれないんだよなぁ。
かつて大切な思い出を闇で塗り潰したジウ君が姐切さんの手によってそれを徐々に取り戻していくの、最高にエモいんですよね…。
自らの手で人生に幕を下ろそうとしたジウ君と自らの手で人生に幕を下ろさざるを得なかった姐切さん。一体どちらが辛い選択だったのか。一体どちらが愚かな選択だったのか。姐切さんの覚悟と向き合い全てを理解したジウ君は、半世紀越しの感謝の言葉を彼女に伝えるのであった。
「自分は一体どうすればよかったのか」、その答えを他者に求めたジウ君に対して「知るか、チャンスはやるから自分で見つけろ」と言わんばかりの仮想空間を展開した姐切さん。人として完璧な解答で滅茶苦茶カッコいいんですよね…!
そしてジウ君は四度仮想空間の中へ。その舞台は…ジウ君が日常を過ごした世界。どうやら自ら命を絶てない設定になっているようだが…?
姐切さんによる"愛"の熱血指導が始まる…!