パーマンで「パー子の後ろを飛ぶ時、パンティがガッツリ見えてるだろうに男性陣は何も思わないのか」問題についてもF御大はしっかり答えを出してくれてるし、
パー子の正体が星野スミレと判明した途端に彼らにとってパンティの価値が高まるさまも克明に描いてる
手塚漫画って、身体と精神年齢の開き、または社会的役割と性自認の葛藤とかを持ったキャラクターの登場率が高い
ボクっ娘の先駆けはサファイア王子や和登さんだけど、これは手塚治虫が宝塚出身で、宝塚歌劇団(男装の麗人、氏の少年時代に男役の間で一人称ボクが流行?)が身近な存在だったからとか
ギャグ漫画ではなく至って真面目な怪奇SF漫画だからね
ヒナまつりはこれのオマージュかどうなのか分からんが、とにかく「シュールw」とか「カオスw」とか生温い、真剣に読み込むとリアルに体調を崩しかねない深淵の漫画だから