2位/のののん先輩
オトメの黒髪作画は白いラインを描き残して黒ベタを塗る方式なので、黒髪ウェーブでリーチが長いのののん先輩が意外と大変。似たような髪の浅水はストレートヘア&前髪無しなので結構楽(切ったからさらに楽になったはず)
オトメキャラ、髪の作画が難しいランキング
3位/まひまひ
ウェーブ系&双子キャラなので同じ髪束を4回描かなければならなくて、3つめぐらいで正直飽きる
ダイマします。オトメのジャンルは単に百合ではなく、それを内包した「思い出」です。よく言いますね、思い出は色褪せない。まるで彼女たちのそばで、友人の一人として共にいたような。何回でもあの場所あの時に行きたくなる、そういう本を目指しました。そういえば、15巻5月13日発売です。
「あなたを好きになって」で、かおるが部室へ来る→マスクを押し倒すという要素はかなり早くに出来ていた。ただそれが直結してしまうとただの暴行になので、ふたつを繋ぐ要素が必要だった。むしろそこが、かおるの本質的な魅力になると感じていた。それが「泣く」だった。
オトメ96話/ドキドキ2shot! 、この のののん先輩は、全てのディテールにおいて211話現在で作者的ベスト5に入る。自分で描いといてハッとする感じが未だにある。もし、ゆみのんスペシャルが出るとしたらここは絶っっっっ対カラー。
必要がない演技をちゃんとさせる話をします。例えば53話の2ページ1コマめ、あーちゃんがしゃがんで机に両手で寄りかかり、ちえも横向きに座る。3人で立ち話のバストアップで絵的には充分ですけどオトメでは全員にポーズをつけて描きます。続きます。
主な線が完成。先に全ページをこのレベルでペン入れして、髪のディテールとか背景は最後にまとめて描きますよ。
当初ディベート部を描いたきっかけは、ジャンルのひとつとしてシンプソンズっぽいのをやりたかったから。どんどん話が脱線していくやつ。その中でのののん先輩は、マーニーで船乗ってたおじさんみたいに、話さない部長として考えてました。