当初は「露伴は自分をモデルにしたわけじゃあないですよ~理想の漫画家を描いただけですよ~」と言ってた荒木先生だけども誰にも信じて貰えなかったのか、近年は完全に開き直ってる感じがある。てかエッセイで「僕のコピーキャラクター」って断言してた。
話題の呪術廻戦だってこれでもかってぐらいにひたっすら主人公が酷い目に合わされまくってるけど、何だかんだでその都度フォローも入れてくれてるからね。
だから読者も読む気力が途切れない。
読ませる工夫とはこういうことよ。
頑張れ虎杖……頑張れ……
それらを踏まえた上で…………
ご覧になってくださいやこのディオ様の無様っぷりフルコース。
美しい…………
これ以上の悪役は存在しないでしょう、
普段は大物っぽさをこれでもかと醸し出しつつ、やられる時はこれですよ。
悪役の鑑ですわホンマ。
最近のラスボスだと無惨様も大概どうしようもないヤツだったけど、無惨様は良くも悪くも自分の事しか考えてねぇから個人的には嫌悪感はそこまでではなかったな。
プッチ神父はマジで自分のやってることは全人類の幸福の為と思って全世界を巻き込んでるから洒落にならなさすぎる……
アニメを機にジョジョ六部を読み返してるんだけど、プッチ神父に対する「ホンっトどうしようもねえなこのクソ野郎……」という感情が増すばかりで困る
歴代ボスの中で唯一何事もなければ一般人として平穏に暮らしてたであろう男が、ダントツに傍迷惑な邪悪と化す辺りジョジョ世界の業の深さを感じる