ANOTHER WORLD 32P目(終) 扉の先はまた違った別世界…定番オチです。次の世界をどう描くか…、今までが暗くて悲壮な感じだったので、ユーモアある世界にしました。こちらでもアリサがその世界の重要な役目を担う展開になりそうです。住人からすれば、アリサこそが別世界から来た特別な存在なのです。
ANOTHER WORLD 31P目 私の普段の作品の特徴は…
①タイトルに英語は使わない(読み手にわかりにくいから) ②簡略な線でいかにも漫画っぽい絵柄 ③登場人物が多い(あれもこれも出したいから) ④心理よりも行動描写 ⑤話のテンポは速め
比べてみて改めて、本作は私にとって異質な作品だなあ…。
ANOTHER WORLD 30P目 本作の特徴を挙げると…
①タイトルが英語 ②リアルタッチな絵柄(線や影が多い) ③登場人物が少ない(ほぼ3名) ④背景がほぼなし(樹のみ) ⑤擬音・擬態語がひらがな ⑥心理描写が多い(アリサの一人芝居) ⑦話の展開のテンポがゆっくり *P31解説へ続
ANOTHER WORLD 29P目 さて、アリサは元の世界に戻れるのか…? 実は、このページの扉、アリサが前に使ったものと違う点が1つあります。一見して気付かれない方が多いと思うので、ネタ晴らしをすれば、前のとは扉の開き具合が左右逆になってます。ということは…、前とは違う扉…??
模写18 藤田和日郎(4)「からくりの君」
大判のA4白紙ノートに、読切「からくりの君」全49Pを丸ごと模写したものです。(投稿は主な見開き部分の抜粋) 昔は漫画家が修業時代に作品丸ごと模写をしたなんて話を聞いたことがあるけど、今はやらないのかなあ…。半分趣味気分で、楽しみながらやりました。
ANOTHER WORLD 28P目 4コマ目のアリサは、一見無表情ですが…。樹になる寸前の消えゆく意識の中、番人の優しさに触れ、とぎれとぎれにでも言葉を絞り出して、感謝の思いを必死に伝えようとしています。実は、作品の中で最も複雑な表情なのかも…。
さあ、ラスト4P、アリサは元の世界に戻れるのか!?
ANOTHER WORLD 27P目 構想の段階では、森の番人はズオオーンと不思議な音を発するだけの設定でした。作品を描き進めるうちに、作品の山場で大切な言葉をしゃべらせようと思いました。更にこのページを描いている最中に、胸の玉を発光させて声を出すという設定を付け加えました。
ANOTHER WORLD 26P目 森の番人の再々登場です。別世界の住人にふさわしく、見たことのない異形なデザインをと考え、樹人としての存在感を表現したかったです。出番は少なめですが、アリサと絡んでこの物語をつくる重要なキャラです。少しグロテスクな姿ですが…。