ささげもの 4P目 ここから3ページ分は、女の子が化け物に追いかけられるアクションシーンです。サイレント漫画だけに、キャラの行動や感情が絵だけで分かりやすく伝わるように…と苦心して描いたつもりですが、どうでしょうか。
ささげもの 5P目 サイレント漫画を描いてると、作者自身にも静寂な時間が流れてるような感覚がします。セリフはないものの、1コマ1コマのキャラがここで何を考え、心の中で何をつぶやいてるのか…、いつもの作品以上に意識して描きます。サイレント漫画は、勉強になります。
ささげもの 6P目 3コマ目に女の子が化け物の方を見て、笑み(?)を浮かべてます。苦笑い(?)…。実は、この女の子の行動には大きな意味があり、心の中でつぶやいてる言葉も決めてます。化け物に対する恐怖心でいっぱい…という状態ではないことは、読み手さんにも分かってもらえることと思います。
ささげもの 7P目 この作品のキャラは、なるべく影や服の柄などをなくして描いてます。こんな白っぽい漫画も一度描いてみたかったからです。バックの暗闇の黒と対比して、白黒のコントラストの面白さもねらってます。(アメコミ調のようなキャラに影をつける黒っぽい漫画も描くのは好きです。)
ささげもの 8P目 アナログ原稿なので、描き直しがあると手間がかかります。1コマ目の女の子の顔部分、ペン入れ後に気に入らず、3度も描き直して切り貼りで修正してます。つまり、そこだけ3枚分の紙の厚みがあります。こんなときは、デジタル原稿の方がうらやましく思います。
ささげもの 9P目/全12P 初めからサイレントありきではなく、作品の構想ができた後で、これは無声漫画で表現できる…と思って描きました。この9P目まではそれでよかったのですが…、実は次頁(次回発表分)で新キャラ登場により、本当にサイレントでよかったのかな…といった問題が発生…!
ささげもの 11P 少女2とおばあさんの登場で、読み手の方それぞれの解釈が生まれたのです。私自身は、解釈は一つで分かってもらえるだろう…と思ってましたが…。サイレント漫画は難しいです。でも、物語の解釈は読み手さんの想像に委ねてみるのも面白いかも…と思い直し、今回そのまま載せてます。
「じいさんと畑」(短編2 全8P) 1/3(1ページ目)
ある日、じいさんが畑へ行くと、とんでもない(?)出来事が…。#創作漫画 #漫画が読めるハッシュタグ
じいさんと畑 2P目 3コマ目、絵画ネタのパロディが2つ…、分かりますでしょうか。私の作品史上、パロディを取り入れたのは今回が初です。