P9~10、キャラクターの表情が適当な私の模写でも、元のちば先生の絵が全身を使ってキャラクターの焦りを表現しているので、
臨場感や自転車に乗る躍動感、危うさに気持ちが乗って描くことが出来て、描きながら自分でもびっくり&興奮しました。
P5の、女の人が消えていく4コマ連続の場面。
これも模写していて気付いたのですが、画面がわずかに進んでいるんですよね。撮影技法のパンというやつでしょうか(疎くてすみません…^^;
その後のP6~8は1ページ大の大ゴマで踏切の俯瞰シーンが続くんですが、ここは完全に画面が固定されています。
そんなわけでその後の3月上旬、そのとき頂いた、ちばてつや先生の「ぐずてつ日記 ~消えた肛門~」(授業のため制作されたサンプル作品)のネーム模写をしていました。
ラフな模写ではありますが、専門学校時代以来10年ぶりぐらいに、短編1本まるまる模写をしました。
なので、戦国物のような派手な合戦とかはないのですが、要所に動きや絵的に映える場面が作られていて、とても勉強になります><
メンタル最強の鷹山さんが、改革反対派の脅しや嫌がらせにもめげず、争わない方向で驀進していくのが基本路線。
鷹山さんによる天然のディスり返し(?)も見所です(^^;
親方! 空から女子高生が!><;
・・・って、なんじゃこの漫画・・・(゚口゚;
そういう意味で、もしかしたら岡村先生の思想やお人柄がよく表れているキャラクターの一人なのかもしれませんね(*⌒▽⌒*)
一見、行き当たりばったりで節操のないギャグキャラにも見えますが(^^;
人生ってこんなふうにタフで図太く、無神経とさえ言えるくらい好きなものを追いかけられることが、ある時すごく大切で、必要になるんだと思う。
上手さも評価も、求めてもすぐには手に入らなくて、ずーっと後からついてくるものだと思う。
今描いているものが未熟で理想には遠くても、仕方がない。
だから背伸びせず、見栄を張らず、自分を身の丈以上に良く見せようとはせず…
傑作は、10年後ぐらいに描けるようになれたらいいなと思います(^^;
たくさんの素敵な人達の作品を見ていると、今自分がチマチマ描いてる漫画なんて、いるのかいらないのか分からなくなる時もあるけど…
『リボーンの棋士』の、すごく好きな場面。
オレも出来上がった時に「出し切った」「これがオレの漫画だ」って自分で思える漫画になるよう、描いていきたいです≧≦
鍋倉夫先生の『リボーンの棋士』第1巻を買いました!!ヾ(@⌒▽⌒@)ノ
プロ棋士への夢を絶たれた主人公の、再生の物語。
好きなことは、捨てようとしても、、捨てられないんですよね(`;ω;´)
将棋ファンのみならず、いくつになっても一つの道を歩み続ける人に、是非読んでほしい作品です≧≦