やさしさや情緒的な会話は彼にとってただのライフハックであり労力
根深い人間不信を抱えた彼は、心の内側に他人をいれず、誰にも本性を見せずにいたが、黒影との出会いにより望まずともこじ開けられることに
基本的に好き嫌いをみせないが、唯一、弟のことは「好き」黒影に対して「嫌い」と明言する
ソウ
両親を早くに亡くし男手ひとつで引きこもりの弟を扶養してきた魔狩※1の好青年
魔導武具※2は二刀一対の曲刀。〈雷撃〉を扱う
あらゆることをソツなくこなす超人であるが、その実力と堅実さに反して、気さくで親しみやすい人柄
※1 魔種討伐の専門家。国際資格
※2 国際法により魔狩のみ所持可
▼イオ
violetが由来
ヴィオレット→ヴィオ→イオ となった。
「ヴィ」がリヴィさんと被り識別しにくいことから、「イオ」に。
初期設定では、銀髪でパンクな姉御系だったが、基軸となる世界観の確定や、ウォーブラさんとの差別化を図るため、褐色マッチョなおかんになった
#こと切れるまでの物語
▼白蠟
呼称のひとつであり、名前はない。作者は、黒影さんのお兄さんと呼んでいる。
なお、他には虐雪、雲雀殺し、不香の花などの異名がつけられている。
原型では名前がついていたが、物語上彼が担う役割とキャラクター性を守るため、ここでは明記しない。
#くれ殺
ライ
ソウの弟。無職の引きこもり。
なんでもできる兄※1 に依存しながらも、同時に劣等感を覚えている。自信がなく、なにごともはじめる前から諦めてしまう傾向があり、常にソウから捨てられるのではないかとも怯えている。
※1 ライは、ソウのことを完璧な兄だと思いこんでいる。
リヴィ
・寡黙な努力家
・クールで現実主義
・真面目で素直
・手先が不器用
・騎士の家に後継ぎとして生まれたも、ウォーブラと共にいるために家名を捨てた
・ウォーブラ限定で特に優しい
・ちょっと天然が混ざっている
・寝る時は尻尾を丸め抱え込むように寝る
>>盛大なギャップ<<
イオさ!
ウォーブラに突然斬りかかってきたのは、なんと最強の魔狩〈黒影〉だった!
魔狩の好青年ソウに、朗らかなナギ
3人には何やら事情があるらしくて、まだ若いのに大変な目にあったんだね……って、ソウ、アンタその顔で三十路?!
第7話『邂逅と再会』
そんなの、あたしゃ認めないよ!
いつも身に着けている髪飾りは初恋の子の形見であり、ウォーブラは「自分の傲慢で殺してしまったこと」を悔いている
また、自分が死ぬ夢を何度も見ているためか、目の前に救える人間がいるとき、考えるよりも先に危機的状況へ飛びこむ危うさを持つ
そのとき、自分の命についての考えは抜け落ちる