吉良邸に、最初から『吉良の趣味』を探しにきた承太郎に、荒木先生の哲学を感じる……。
『趣味』はその人間が本当に好きなもの、すなわちその人の『趣味』を知れば、よりその人を理解できる……その魂の弱点とも言える……。そんなユニークな発想に、なぜか荒木先生を感じる。
3位ばかり入賞する吉良吉影を、承太郎は『高い知能と能力』と評価したんだけど、本当に目立ちたくないなら3位すら取らない方がいいんだよね……
なのに、そこで3位を取ってしまうところに『静かに暮らしたいのに殺人を犯さないと生きていけない』吉良の生々しい狂気、自己顕示欲を感じてゾクゾクする
それは、どこか5部の終わりを感じさせるようであり、いや、これまでのジョジョの終わりに感じた寂寥感と希望を感じさせるようでもあり、今回の荒木先生のコメントには大変、思うところがありました。というお話。
何を言いたいかと言うと、25巻表紙の複製原画を出してください。お願いしますm(__)m