お父さんがいなくなり、お母さんともうまくいっていない。つまり家族に頼ることができず、もしかしたら依り所は定助だけなのかもしれません(ここから妄想)。
ということは、定助も康穂ちゃんも、頼ることができるのはお互いだけなのかもしれません。→
これからの人生をゼロに近いとこから創っていかねばならず、きっと大変な道のりなんだろうと思います。
その定助の唯一の依り所が康穂ちゃん、に感じます(でも、もし、長い冒険が終わった今、そこに憲助さんとかホリィさんがいたならば、それはそれで嬉しい)。
一方、康穂ちゃんは→
『置き引きする』『スリもする』『何かぶつけられる』「全て」やらなくっちゃあならないってのが「モブ」のつらいところだな(ジョルノのは置き引きより悪質⁉️😅)
倫理や道徳を表す各部の言葉たち
3部 「正しいことの白」
4部 「黄金の精神」
5部 「正義の心」「ジョースターの意志」
今後、定助、康穂、ホリィに命の危険が迫ったときに、その命を倫理や道徳と天秤にかける展開がくるのかもしれない。そして、善側は倫理や道徳のために命を犠牲にするかもしれない。
ジョジョリオンって読んでてハラハラするんだけど、それはみんな生き残ってめでたしめでたしみたいなハッピーエンドが
ジョジョリオンで美しいとされている愛は2つ。
1つは定助のホリィさんに対する愛。
もう1つは定助と康穂の間の愛。
個人的には、心に家族という支えを持っていない定助と康穂の愛の方が、世界にふたりっきりで支え合って生きていくんだという孤独と悲壮感が漂っていて好き。
それはさておき、
以下、妄想です
ジョジョ世界では一貫して
悪=自分の利益のために倫理や道徳を破るもの
善=倫理や道徳に従い、悪を止めるもの
として描かれる。
倫理や道徳は人間社会が長い年月をかけて築き上げてきた美しいもので、作中では『黄金の精神』や『正義の道』など何度も言葉を変えて登場してくる。