■じゅーよんさいそのもの「遥風」
あの時の笑顔や 好きなものを 全部置いて
遠くへ行ってしまったなぁ
まだ観てないレンタルDVD
箱から出してないパソコン
ライブしたばっかりのエレキベース
前の彼女の写真
わたしにくれた不思議な内容の電話
一ヶ月後にみつかった歯のかけら
■じゅーよんさいそのもの「あのひと」
ラジオの感度がわるくなり電池を換える。
ラジカセの音に雑音が入り電池を換える。
ラジオはマンガン、テープレコーダーはアルカリが向いているそう。
RCとあみんのカセットテープは聴きすぎてのびてしまった。
寒い冬。以前を思い出す。彼女と彼。
■「じゅーよんさいそのもの「柿の木」
身につけるもの、視線、しぐさ、匂い、声の響き、肌の質感、暖かさ、いろいろ気になるよな。
柿の実だって、きっと甘酸っぱい味がするんだ。
■じゅーよんさいそのもの「渡り廊下」
コロナウイルス対策、まったく気をつけてない人っているよね。トイレで手を洗わないで出て行く人がいたよ。もちろんノーマスク。置いてある消毒液なんかも目に入らないのだろな。
隔離のご時世、いつでも学年別で隔離されてる感があるのは中学校ですね。
■じゅーよんさいそのもの「夜明けの金星わたしの空」
14歳の朝焼け。いろいろと考える。たくさんの悩みもいつか解決するよ。
ラジカセからユーミンの声。笑顔のわたし。
1975年 荒井由実 COBALT HOUR を聴きながら
■じゅーよんさいそのもの「夜空の下で」
本を読もう。音楽を聴こう。映画を観よう。ラジオを聴こう。絵を描こう。楽器をやろう。焚き火をしよう。
好きなコに電話してみよう。