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60.亀吉が行く!/松沢呉・長田要
かつて隆盛を誇った風俗雑誌界隈。これらの雑誌には大体"ルポ漫画"が載っており雑誌の彩りを担っていた。本書はそのルポ漫画をメインに構成されたコロンブスの卵的発想(おおげさ)の一冊であり、完成度も非常に高い隠れた名著だ。表紙のデカイ帯がイイ味出してますね。
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ガロでも実験的な作品を描いていたトモロヲさん。ニューウェーブふうタッチでゴリゴリのスプラッタ展開という当時のエロ漫画界隈(ブリッコ辺りで散見される)でも割と見られた作風だが、劇画時代もトレンドには敏感であった事を踏まえるとこの回答にも納得させられると言えよう。 https://t.co/mpl2XBan4r
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他の既刊では、ANNA BANANA名義で「USグレードA」(90年/東京三世社)、上北双子名義で「Red Hot」(92年/東京三世社)が存在する。 https://t.co/tisQI5h5Pv
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59.眠れぬままに朝がきて/ANNA BANANA
上北ふたご氏の過去キャリアによる一冊。当時3タイトル発刊されたうちの一冊であり、ニューウェーブ系のアオりを受けたエロコメ作品に歴史を感じる。赤塚賞受賞作「RED HOT」収録、笹川ひろし氏に師事した経歴などが載っている点にも注目。
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58.愉快指数120%/夏海まどか
リリカルなモノローグをねじ込めるだけねじ込んでみた実験作の趣を感じる一作。夏海氏のキャリアだと珍しいタイプの作品だが、発刊が蒼竜社アイドルコミックスなのでこういった内容なのも妙に納得いくのであった。
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56.DoHあんみつ姫/MARO東
伝説の三流劇画タイトルの一つ。作品全体に漂うネームセンスが、完全に"おじいさんの世界"に達しているものの、読んでいるとなぜか勇気が湧いてくる謎の効能も持つ(個人の感想)。人生に迷ったらこういう気の張らない三流劇画でも読んで視点を変えるのもいいかもしれない。
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54.ダイナマ舞/真木富士人
古本キチガイにはお馴染みの郷力也氏によるチャンピオン作品。紙ジャケ最難関のタイトルでとにかく3巻が出ない。内容はいわゆる女闘美ものであり、ヒロインの脱ぎっぷりがとても良く楽しいシリーズだ。
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53.Behind/しのざき嶺
ジャケはライトかつキャッチーだが中身はヘビーなスカトロかつアナル偏愛てんこ盛りの"羊の皮を被った狼"エロ漫画である。しのざき氏のキャリアでは本書がピンポイントでこういう嗜好に傾斜している為、一般層よりもファンが狼狽えた点を特筆したい。当然古書店遭遇率も高めだ。
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52.妖魔魍魎花伝/大久保昌一良・玄太郎
今では「男!日本海」でその名が広く知られるようになった玄太郎作画による怪異伝記ロマン。当時の玄太郎作画作品はクドくない描線による高い技量で横溝正史作品のコミカライズ等も手掛けている。怪異モノ劇画では一線級と言っても過言ではなかったのである。
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52.ノーパン・パニック/田口智朗
トモロヲさんがエロ劇画を描き殴っていた時代に遺した青春の書である。元パンクスらしく作品全体のテンションは"怒り"に支配され、ノーパン喫茶に怒り、女子大生に怒り、クリスタル族に怒りを飛ばしまくる。パンクとは何か?と問われれば、本書を挙げると良いだろう。
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51.性らあ服3人組/牧村和美
艶笑漫画における重要タイトルの一つ。全体的にあけすけかつカラッとしているので読後感は◎。よこみち作品もそうだが昭和らしい"粋"を空気感として纏っており、単なる艶笑漫画に留まらず"当時でしか成立しない文化の具現化"とも解釈できる。