アナログでアシスタントさんと一緒に作業していた時は、どっちにしようか悩んだ時はその場で聞いてみたりしてましたが、デジタルは1人作業。迷うとLINEで友人に聞いてみる、というのがたまにあります。 この時はモフモフが過ぎるという事で右は却下となりました。

以上「ルパン・エチュード」②巻　OP.7 コミックスお持ちの方は比べてみると面白いかも知れません。 興味を持って下さった方は買って下さると嬉しいです！ 秋田書店　プリンセスコミックス ISBN　978-4-253-27372-5

ラフの入り具合はどのくらい切羽詰まっているかによります。時間があればまあ下描きで行けるよねレベル。時間が無いと真に「ラフ」です。　１０／１１

ちなみに、新人当時はこのラフが入った状態をネームとして見ていただいていました。今でも、はじめてお仕事をする編集さんとはこの状態で見ていただきます。ハーレクイン1作目はあわや全ボツになるところを10ページほどネーム変更、エピソード変更してOKしていただいた思い出(^_^;)　９／１１

ラフに直接覚え書きのような指示を描き込んだりもします。８／１１

ラフをよく見ると腰の背中側にナイフを差し込んであるんですが、実際の作業段階では時間が無くて断念(ToT)　７／１１

この回のボートは３Dです。木目などのディティールは描き足します。一枚目の背景は資料を渡してアシさんにお願いしました。2枚目以降、岩とか水とかは指定しているくらいなら描いた方が、というのとニュアンスを伝えづらいので私が描きました。　６／１１

ラフを入れる作業で当然資料が必要になりますので、この段階でアシスタントさんにお願いする資料画像もだいたい準備できています。コミックスタジオでは別名ページファイルで渡して、アシスタントさんの作業済みフォルダをコピー、マスターに貼るという手順でした。５／１１

フキダシの位置、サイズなどもだいたいこの段階で確定させています。後から位置を微調整する程度でサイズ変更はあまりしません。セリフの言い回しを少し整えたりするのもこの段階。　４／１１

ラフ配置段階で構図は決定しているので、ここで描き文字も入れてしまいます。最後に入れると、私の場合、作業後半朦朧としてるので文字が文字にならないからです(^_^;)　３／１１

ラフはアナログ作業です。大きさ、角度、位置、デッサンなどはデジタル作業に入ってから調整しますのであちこちバランスが悪いのはご愛敬です。２／１１

ここから本文。編集部に提出した物は原稿と同じくタチキリまで入っていますが、これはコミックスと同じくらいの広さで切り落としてあります。「カリオストロ伯爵夫人」編3話目のOP.7です。１／１１