『そのへんのアクタ』
人類とイズリアン(伊豆諸島から上陸したエイリアンなのでこう呼ばれている)とのどっちつかずのゆるい終末戦争という世界観ながら、日本ではイズリアンの出願した地方都市から人が離れて機能しなくなり、少しずつ確実に滅亡に向かい始めているのがリアル。所謂『凪の時代』
『そのへんのアクタ』
面白かった〜。きっと作者は会話のキャッチボールが大好きなんだろうな。人との関わり合いの中で会話をとても大切にしている作品だった。主人公の芥君は14歳の頃から終末戦争に参加してたから、他人との触れ合いや言葉の大切さを学んでいない。物語を通して成長してゆくんだろう
リリーちゃんと友人になったマリカ嬢がとても優しい娘さんで、社会学を学んで人を幸せに街を素晴らしくしたい。そんな情熱を持っているものの、今回の誘拐事件で人々の間にある格差を知り、犯罪や売春が未だ横行する一部地区の現実を知り、涙を流す。自分のやるべき事が何だったのかと?自問自答する。
寿エンパイア、主人公が落雷って独特の握り方をするんだけど、その宗家でもある『金沢 雷鳥』の華山が更に上級スキルの『遠雷』を披露するシーンが最高に好きなんだよ。寿司潰れちゃうよ!エンジョイ!!