56.A子さんの恋人 7巻 近藤聡乃
最終巻、最高に良かったです。正直、途中あまりにもうだうだしてるのでイラッとしてたんですが、終わり方の美しさで帳消しになるくらいよかった。この最終巻のために他の6冊があるといっても過言ではない。とくにU子のこのページ、本当に泣けました。
59.カラオケ行こ! 和山やま
天才の特大傑作。和山先生の漫画はキャラクターありき(と私が読みとっている)なので物語性がやや薄くなりがちですが、カラオケ〜に関してはどちらも本当に完璧。読んでてマジで震えました。私は勝ち組なので同人誌verも持っており読み比べができます。これは自慢です。
違国日記9巻収録の42話、本誌で読んだときも泣いたけど何回読んでもなんかどうしても泣いちゃう、そんな話ではないのに
58.違国日記 6巻 ヤマシタトモコ
「他者とのコミュニケーションについて」をここまで丁寧に描いている漫画は他にないのでは。6巻は大きな事件がないからこそその部分が強く出ていて、何度も読み返してしまいます。わかりあえやしないってことだけをわかりあうのは、決して悲しいことではないのです。
57.マイ・ブロークン・マリコ 平庫ワカ
お話自体は目新しくはないんですが、とにかくめちゃくちゃ漫画が上手。静と動のタイミングがとんでもなくうまいので、最後のページの「静」が胸にしみる。すごく好きな漫画だけどブロスで大賞をとったのは意外だった。ブロスの賞に価値があるのかはわからんが。
「ガールクラッシュ」をざっくり説明すると、K-POPアイドル界を舞台にした姫川亜弓が主人公のガラスの仮面です。すごくおもしろいので絶対読んでください。絵がとんでもなくうまく、様々なタイプの最高の女が出てきます。ジウ様〜ッ!!!!