2000年に登場したタイムクロスの続編で、ST機能はありましたが、いわゆるプチストック機と呼ばれるノーマル機に近いタイプです。タイムマシンに間違って乗ってしまったウインちゃんを探すために博士がいろいろな時代に時間旅行をするという設定です。
ステージごとにゲーム性が変わっていて山佐の技術力の高さを伺える一台でした。爆裂機が市場を席巻する中、山佐の良心ともいえるスペックに癒された打ち手も多かったでしょう。
初打ちは2002年5月9日。投資4000円からBIG24回にREG15回で1985枚、33000円獲得で+29000円とまずまずの勝利です。とはいえ、実戦はこの一度きりでした。
仕様はツボツボチャンス(TC)という20G継続でセット数管理のATを搭載しています。TC抽選はドキドキタイム(DT)中に行われます。DT抽選に高低の内部モードが関係していていました。DTもTCも突入契機としてレア役のがま口が重要になっていました。
TC中に引いたBIGは出玉の多いスーパーBIGになるので、TCの連続とスーパーBIGが絡んで出玉を伸ばす仕様です。初打ちは2002年5月17日。1000円だけ打ってREGを1回でした。2回目の実戦は6月5日。投資18000円からBIG6回にREG1回、TC3回で1404枚、23400円獲得で+5400円のチョイ勝ち。
6月7日は12000円投資でBIG1回REG1回で交換無し。そして6月13日のマンガ実戦です。投資28000円からBIG22回にREG5回、TC8回で3451枚、49300円獲得で+21300円でした。そのあとは打っていないので、あまり好みではなかったようです。
初打ちは2002年7月2日。投資は115000円まで膨らんだものの、PGG1回にSGG1回、GG13回で8424枚、120300円交換で+5300円と大逆転です。2回目はGG3回で軽く-30000円ときてのマンガ実戦です。70000円投資からSGG2回にGG18回で2837枚、51500円交換で-18500円とミリゴでは擦り傷といったところでしょうか。
5号機ゴッドはモード移行が頻繁にあり、出目や演出で判断しながら打つスタイルが一般的でしたが、初代ミリゴは基本的にモードは動きません。終日地獄モードから抜けないのも普通です。
設定変更でもサブ基板の情報はそのままなので、GG情報をクリアしている店で、しかも天国モードにしてくれれば朝イチから狙う価値があるといったところでしょう。天井は1500Gと5号機ゴッドとと同じですが、1000円で20G弱しか回らないために75000円必要です。