5号機初期の台の中では非常に出来のいい台でした。仕様が複雑で打ち手を選びますが、理解できればそのゲーム性の虜になる一台です。仕様は1ゲーム純増1枚強のART搭載機です。ART当選のルートは複数ありますが、発動条件はXゲートと呼ばれた図柄を入賞させることです。
作者のゆでたまご先生はコンビマンガ家で、高校時代からキン肉マンを描いていたそうです。そして少年ジャンプでデビューするのですが、当初はギャグ路線だったキン肉マンは結構酷評をされます。
80年代から90年代にかけてジャンプ黄金時代の中核を担った人気マンガでアニメ化以外に、キン肉マン消しゴム、通称キン消しが大ヒットするのです。いわゆるマンガ家の三毛作、単行本化、アニメ化、キャラクターグッズと大成功をするのです。
ニューデートラインは大量リーチ目を搭載していました。それぞれのリールに強い出目があり、とくに右リールは1個しかないオレンジとAAAのないプラムが最強です。中リールはBARにはさまれたプラムが強く、リーチ目に絡むことが多かったのです。
デストロイヤーも設定6の機械割はメーカー発表で119.9%ですから、それなりに120%を超えていたでしょう。BIG出現率を考えると設定6ではなかったようです。さらに、設定6が普通に置かれているかどうかも疑問です。
そして、変換契機になった小役の種類に応じて内部モードの高低が切り替えられます。初打ちは2003年2月6日。投資8000円からBIG17回にREG6回、RC6回で2279枚、33900円交換で+25900円です。そして2月10日がマンガ実戦。投資8000円からBIG19回にREG7回、RC17回で1547枚、25700円交換で+17700円でした。
しかし25%でモード1か2に転落すると連チャン終了です。天国モード中のBIGはハイパーBIGなので一気に出玉を伸ばせるのです。通常モードでもモード2ではハイパーBIGになるので、ここで頑張るか、小役解除率の高いEXゾーンでハイパーBIGを引くしかありません。
キングオブマウスの仕様はBIGは711枚でゲーム数解除とチャンス目解除、そして純ハズレのST機で、即連もありました。特徴はREG後の天井が260Gと浅いことです。BIG後は2053Gなので、REG後の即止めは厳禁とのこと。
しかし、REG後260G以内に捨てられている台があり、打ってみると速攻で当たりました。BIG6回にREG3回で2821枚、51200円交換で+48200円と快勝です。