みんなナチュンは読んだ?ナチュン、めちゃ面白漫画なんだけど、誰もちゃんと中身に言及した感想を書かないことで知られていて、お友達に「真面目に感想書いてたの日本でお前だけかもしれん」って言われたことある(さすがにそんなことはないと思うが…)。
読んだらいい漫画の話ですが、EVIL HEARTです。ヤンジャンで三巻で終わったあと、描き下ろして三冊も描いてくれて完結したので、出ると分かったとき狂喜しました。家庭内暴力の中で育ち、怒りの衝動を抑えないことが生きるすべだった少年が合気道に出会い変わってゆく。
天空の覇者Zの話もしちゃおうかな。ツングース大爆発に遭遇した若き日のアドルフヒトラーは、反重力ガスを生成する隕石と、それに付着した特殊な細胞を手に入れて超人となり、鋼鉄の飛空戦艦Z(ツェット)を建造するんだよね。それを奪取した主人公たちとの空の艦隊戦が繰り広げられる。
主人公は同じく隕石から作られた日本刀、陸奥守流星を携えた竜崎天馬、彼はナチスドイツときったはったで戦いながら、日本が技術提供で極秘裏に建造したY(イプシロン)などとも戦いながら、ヒトラーとの最終決戦に向かってゆく。
家の本棚からお見せしたい漫画の話なんですが、RED-living on the edge-の話をします。皆大好き復讐譚、殺す白人のリストを持った謎のインディアン、レッドのお話です。彼は、白人に土地を奪われ居留地に運ばれる途中に、新しい族長に選ばれるんですが、居留地の途中で部族が虐殺されてしまう。
考えなしの腕力に任せた復讐は、復讐対象の警戒もあって、すぐに難しくなります。そこでレッドらは、また謎の男から銃を得ます。それは、憎しみの歌という名前のついた異常なデカさのリボルバー。初めて歌を覚えたレッドは、その喜びに、自分の腕がへし折れるまで歌い続けてしまうんです。
そういえば、カムイ伝の第一部最後まで読んでなかったら、十四巻で起こるここから始まる最後の大一揆がすごいので、読むといいですよ。