太く黒く描き損じた時は、それを修正するために何度も線を引き直したり、目立たなくするため塗り込んでいるうち、黒々と影が出来上がっていく。決して明暗を描き込んでリアルにしようなどと考えているわけではなく、むしろ逆なのだが、どうしようもなくこうなってしまう。実はそんなに嫌ではない。
当時の雑誌より。
こにしさんはギャグのつもりではなかったようだ。
「全ページ気合入り!!」というこの回は欄外に「うおおおおお」と最終ページまで気合が入っていて良かったのだが、単行本ではそれが消えていたのが残念だ。