あと、いまや揶揄されるばかりの「性的なまなざし」を受けることに対する同化と異化、つまり見る側と見られる側両方の視点をしつこいくらいに導入してました。外見で評価されがちな京子の本当の魅力はそこではない、ということは読者のみなさんが一番わかると思います。
例えば京子が初めて忍の友達のロングキスグッドナイトと会った時に、他にも初めて会った女の子がいる場面で、決して面と向かって「美少女だ」とは口に出さない、とかそういう無神経なふるまいに敏感というより自然にできる人として描くことはこの漫画の中で気をつけてきたところ。
「ブス」という言葉をめぐる批評性をこめたエピソードが盛り込めたこの「姉のおなかをふくらませるのは僕」の10話目を思い出した。
#メガネの日 だけど怖い話は苦手なメガネ。以上、最高なナイスメガネことセクシーこと高木陽子さん出演の漫画「姉のおなかをふくらませるのは僕」をよろしくお願いします。https://t.co/vvgNOarzov