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最初の撮影会を行うとき、2歳くらいの女の子にライダーの仮面を見せたんだがその女の子は泣きそうな顔で逃げ出し、スタッフ全員の動きが止まった。私も背筋が凍り付く思いだったが、今さら作りなおす時間も予算もない。よく考えたら怖いというのは第一印象が強烈ということで悪いことじゃない。
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ハカイダーは格好良い強敵が欲しいという私の考えを聞いて、石ノ森先生が光明寺博士の脳が透けて見えるデザインを決めてくれた。ハカイダーの真山譲次くんは陰のある演技で、主人公のジローよりも人気があった。ハカイダーの歌の「俺の使命、俺の宿命」なんて子供に通じるかと思ったけど…
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バルタン星人を追跡してきたセブンは怪獣軍団に囲まれ重傷を負う。さらにV3からは空飛ぶ円盤群の連絡が。レッドキング、ジェロニモンなどの宇宙人による蘇生怪獣が陸海地底空を埋め尽くす。東京は怪獣王国になる。セブンは現れない。ピグモンの助言でファイト・ファイト作戦(共食い)を敢行する。
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レッドキング、ぺギラ、ジェロニモン、ネロンガ、エレキングの強者を前に傷の癒えないセブンはエネルギーを使い果たし、力尽きて倒れてしまう。すると見よ!天空の彼方から黄金に輝く大怪獣ゴードが飛来したではないか!ゴードは5大怪獣を寄せ付けず、一方的に叩きのめし去っていった。
画も楽しいだけでなく、この当時にウルトラマンの設定がかなり詳しくできていることに驚きました。
プラズマスパークや金城哲夫さんの小説ウルトラマンにもでてくる科特隊養成学校などとても充実してます。
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うしお氏の父は家具製造の傍ら芝居小屋の小道具係にも名を連ねていた。舞台で使われるものはほとんど全て扱っていた造形のプロだったのである。幽霊や骸骨等の父の職人芸をうしお少年は夢見心地で眺めていたという。愛嬌あるゴリ怪獣にもそんな匂いを感じる。
#ウルトラセブン
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☆レッドキングの部分がミクラスに変更
「レッドキング頼むぞ!」ガーウオォツ!煙が晴れると大怪獣レッドキングがそこに立っている。
☆飛行エレキングから地上対空へ変更
「何だあれは?」白雲の中から姿を現すエレキング。「まるで竜だ!」