第83回ちばてつや賞
ヤング部門大賞受賞作
『行き届いた会話』
江口侑輝先生
常に色々な形で興味を惹かれる展開で最後まで入り込んで読めました。
自分達の今いる世界から地続きの距離感なので、こうなったら自分はどうするんだろう、どんなことを思うんだろうと考え、感情が動くのが楽しかったです。
ではそれまでに原稿終わらせなきゃいけないので…
藤子不二雄両先生の伝説の72時間連続ペン入れを胸に頑張ります。
うたた寝したらきっとサンタさんがペン先ぶっ刺して起こしてくれると思います。
パラレルリープ・シンドローム
3,4話
タカハシノブユキ先生
もしも自分がこんな状況になって、失恋した相手が自分のことを好きな状態で現れたら嬉しいのか、誰だお前は⁉︎ってなるのか…人間や大切なもののアイデンティティはどこにあるのか、哲学的な要素で定義したい欲がくすぐられて楽しいです。
この復讐にギャルはいらない
第14,15話
まの瀬先生
セリフやギャグがいちいち笑える中で、親指潰しくんの日々に広がりが出て、普通を喜ぶ彼の笑顔がエモくてたまらないです。新宮さんの恋する不器用な挙動も可愛いです。
登場人物が暮らす街が確かにある感じ…単行本1/27発売、心に刻みました。
この復讐にギャルはいらない
第10話
まの瀬先生
新宮さんのキラキラした瞳には何もかも新鮮だった頃の景色や輝きが詰まってます…
ショッピングモールで偶然会う感じが凄く良くて、クスクスしつつこのやり取りがいつか誰かを暖めうるかもと浮かんで切なくて良かったです。ファミリーの掟笑いました。
恋、ヒトゴトに及ぶ
タカハシノブユキ先生
切ない恋のオムニバス連作。駅から歩く道、店と街灯の光、木や乗り物、自販機…それぞれが多彩な表現で描かれ、舞台とムードを作り上げ素敵でした。千葉県民ですが東京の夜を感じました。
新連載のパラレルリープ・シンドロームも面白く続きが楽しみです👰
新しいきみへ
第9話 壮の回
悟の回想で、過去の彼がその見た目だけでなく価値観や身にまとう空気感まで変わっているのが素晴らしくて…
見渡すと改めて登場人物たちに奥行きを感じられ、寝癖のやり取りの会話とか生きた時間と愛着を感じます。物語とキャラが活かし合うってこういうことだなと思います
RT
三都先生ありがとうございます…めちゃ嬉しいです…
夜ひとりでトゥインクルについて考えて「いやもう何が面白いかさっぱりわからなくなる!狂いそうだ!」と思ったけど描いて良かったです…!
『サチとユーカ』
詩原ヒロ先生
毎号楽しみに読んでおります。繋がりは強いのに不安にもなってしまう二人の距離感が愛おしく、会話の面白さも相まってずっと見ていたくなります。3話のサイフォンの男のくだり声出して笑いました。
少しだけ気にしてるけど自然体、ってバランスに惹かれます。
パラレルリープ・シンドローム
2話
タカハシノブユキ先生
素敵な絵だなぁ…と読み進めるうちに、絵の事を忘れてしまうぐらい物語に引き込まれました。
人間らしい後悔、すれ違い。誰もが思う「あの時ああだったら…」というifの物語が、想像広がる緻密な絵と気になる展開で魅力的に描かれています。