1節はマテリアル使いから魔法使い 人外レベル 5本の指レベル のバトル全部詰め込んでます 旧章のおさらいもかねてます バレットが真の力を削いで城を守っている伏線は旧作からの読者にはすでにわかるようにしてます こういう予想つく複線やわかりやすい犯人を入れておく事も先の展開に必要です
肉弾戦はジャンクーア戦でもやりましたが全然やり足りなかったのでここで爆発させました あれですら規模も控えめでしたしね この闘いが最強体最強の頂点戦です
やはりプリセラ以外敵うやつはいないです クゥは別格すぎるので抜きで
この回サイレントですが本来ならコマを細かく多く割り動きをわかりやすくするのですが高速感を損なわない為逆に減らしてます そのかわり構図に気を使って繋がりをスムーズに視線移動できるように試行錯誤しています
効果音すらないのは音も追いつかない速度感を出す為もあるでげす
4章の重要人物である7人の魔法使い その内未登場やあまり掘り下げてなかった3人つまりバレットとニニとゾンジをまとめて活躍しちゃおうというのが1節です 久々の再開というのもあってこの最初の10話は気合入れまくりです すべて凝縮し詰め込んでます ここがいまいちとか言われたらもう終わりなので
現在の眠りから覚めたグリンはこの封印バレットを大きく上回っています ここに王家の力が宿ればバレットを超える魔法使いになることが期待されます 継承にはバレットの死が条件ですが
1節の封印バレットの強さは他の魔法使いがいないので比較しにくいですが 2章ジール・ボーイくらいですね 1対1なら並の三十指をものともしない実力です
解放体は王家の力が引き出され五本の指クラスになります
伍式隊が使うのは融合の技術の応用で クロイツでなく竜や猛獣の魂からなる霊獣です そこに魔導具で魔力や属性を付加させて幻獣とし融合し幻獣人となってます 最終目的は本物のクロイツ 世界中に眠っているゾルダードクロイツ(十二神獣)をゲットし融合することです
魔法使いが更なる力を得るヒントを得るためにグリンの精神が時を遡りました その物語が0章ゼロクロイツです 魔導生物との融合により人智を超えた敵と闘う人類がそこにはいました 4章1節の敵は同じくクロイツ使いです 魔法は使えませんが魔法使いバレットを圧倒します
4章の特に最初の節は旧作からの読者に向けて作ってます 新規さんにわかるような説明も最低限入れてますが ゼロクロイツ最終話の次に読むと一番しっくりくるようにしてます
じっくり作れたのはいいですが 期間が空いてしまい始めるのがちょっと不安にもなりました しかし手元に原稿が全く返ってこなかったので始めようもなかったですが
1章や2章は自分が描きたいものをどんどん見せていこうというノリが強かったので 4章はもっと読者が喜ぶよう練っていこうと思いました そしてできたら連載1本に絞ってじっくりやろうと考えてました
あれこれアイデアも沸いて気付いたら5巻予定が20巻超えのボリュームになりましたが結局後から出たアイデアは再びカットしあくまで初期構想だけでまとめる事にしました 5巻でやる予定だったものを丁寧じっくりかつテンポよく冗長にならないよう それが現在やってる4章のバランスです