サタン様がプロレス上手と褒めそやされる所以はこのシーンに詰まってますね
「大技撃ったのに効かない…」→「やっぱ効いてるじゃん!!(歓喜)」のフリ・回収から流れるようにジャスティスマン側のギミックを利用して試合展開に新たな見所を生んで観衆の期待を煽る
これぞザ・プロレスラーの姿ですよ
かつて邪神の力を借りてパワーアップ・ダメージ回復・新技発動その他もろもろのチートし放題だった卑怯者が
「あのときのインチキをもう一度使えば勝てる… それでも俺は自分だけの力で戦わなければならないんだ!」してるわけですよ
これでフェニックスが自分から邪神の力借りたらなんにもならんで
どう見てもジワジワ苦しめる系の関節技なのに、ジャスティスマンのフィジカルが強すぎるせいでセットアップ終わっただけで絶大なダメージ入るやつ、本当安心感ありますよね
ああ……ただのキックで下等超人の身体に風穴開けてた完璧始祖の仲間だなぁ…って感じで
サタン「うおおおおお大逆転の一手が決まるぞ~~~~!!」
ジャスティス「ハワ~~~~ッ(苦悶)」
ぼく「今だー!サタンさまー!がんばえー!」
3階のバカ「(ガシ)」
サタン&ワイ「なっ…!?」
サタン様の起死回生の一手が「チャオズの自爆にびっくりしたナッパ」並みの冷たさと勢いで片付けられる流れ、無限に悲しくて無茶苦茶に笑えちゃう
「正対している相手の動きから数学的な演算を行ったうえで対策を講じる」系のバトル漫画描写、フェニックスよりも前にもっと似合っているキャラクターがいたはずなんですがね
"ファイティングコンピューター"の異名を持ってる子なんですが
この2ページの描写、アリステラが完全にマリキータマンに落ち着かせてもらった上に励まされて元気付いているのが""瞳""で分かってしまう演出だからマリキータマンがアリステラの信頼できる右腕であり親友でもあることは公然の事実なんだよな~~キャミミィ~~~