いまや「#アクタージュ」を読むためだけに「週刊少年ジャンプ(電子版)」を定期購読しているといっても過言ではないものでして…
いや「過言ではない」どころじゃないな…。「アクタージュ」を連載している、その一点のみですね。
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最近の連載で、幕間のような「CM編」という重要な挿話がありまして。
主役・夜凪景は、CM撮影においても「ウソをつけない」のですね。自分が心底感じ取った感情しか演じることができない。だから宣伝すべき商品を好きになれないと、宣伝の演技ができない。そのために彼女がとった行動がまた…
いやもう、ほんとにね、ミク/ボーカロイドにかかわっていなければ、「#アクタージュ」を仕事(記事)で取り上げるために、奔走したと思います。何か切り口があるはずと。これほどの傑作、何か取り上げる手段があるはず。
…ただ自分はミク/ボカロと、そのほかの社命で手いっぱい…無念…
また、ひとつながりの場面の「絵」の凄絶さ。
人物、物語の流れ、せりふと一体化しているとしか言いようのないこの作画。この一連のつながりだけで「一幅の絵」(6ページだけど)と形容したくなる。
読んで損は絶対にない──少なくとも10代半ば以上の人は──と思います。#アクタージュ
「#アクタージュ」前号のややネタバレになるのですが、この2種類の「たち」が互いを照らし合うことに、お気づきの方、いらっしゃいますよね。これが「アクタージュ」。ありとあらゆるところに伏線と、有機的に結びつくメッセージが散りばめられている。
天才中の天才俳優、にもかかわらず日常は平凡で油断だらけな主人公・夜凪景。
その彼女の天才が一気に開花していく鬼気迫る力に、避けようもなく翻弄される周囲の「ちょっと優れた普通の才能たち」。
彼らが、それでも自分の全存在を賭けて彼女の演技に立ち向かっていく。圧巻です。