しかし派手さに欠けるところも、この陰影のクッキリした絵柄とマッチしていて独特の雰囲気が出ている。
見た目も性格もクールな倫理の先生が主人公だけど、結構オロオロするしヘタレだったりタバコがやめられなかったり変な箇所で笑ったりとなかなか魅力的。
なかなか勉強にもなる漫画だし。
このタイプの神代文字は初めてみた。
カタカナと漢字とハングルが混じり合ったような謎の体系だ。
「其上に濁字二十と添字二つとあはせて七十二文字を作り玉ひき」とあるので、下のに見えるカタカナの「キ」みたいなのはギと発音するのだろう。
「にぐろし」 土色の黒きを云う、とある。
ニグロと似ていて面白い。ここの「に」は土を表す「に」のことだろうけど。
埴輪のように、土を「はに」と呼ぶのは今でも残っている。ここで先頭の「は」が抜けている理由はわからない。丹のことか。
ミシシッピという土地の名前は知ってるのに、なんでミシピッピとかいうわけのわからない単語が頭の中にあったのだろう。
ミシシッピアカミミガメという文字を見てようやく変な間違いをしてることに気づいた。